1. イントロダクション

1.1. ハンズオンシナリオ

シナリオ: センサーデータの送信

Ginga BLEペリフェラルから、IoT GWを通して、AWS IoTのトピックに温度センサーのデータを送信し、AWS IoTでルールに基づきkintoneへの保存を行います。また、しきい値を下回った場合、E-mailでアラートを送信するようにルールを設定します。本ハンズオンにより、センサーからのデータ取得および時系列データの保存、しきい値に対するアクションの手順を確認することができます。

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1.2. 利用するデバイス、アプリケーション、サービス

GINGA BLE ペリフェラル

ネビラボ社が提供するBLEセンサーです。本ハンズオンではセンサーからのデータ取得、AWS IoTへのデータ送信に利用します。

http://nebulab.co.jp/products/sensornet.html

ペリフェラルには、温度センサー、湿度センサー、加速度センサーが実装されてます。 今回のハンズオンでは、温度センサーと湿度センサーを定期的(10秒間隔)にアップロードされます。 クラウドに上がってくるフォーマットは、以下のとおりです。

key value
device デバイス名
sensor センサータイプ(temp = 温度、humid = 湿度)
timestamp デバイス側タイムスタンプ
value センサーの値

kintone開発者ライセンス

ライセンスをお持ちでない方は、30日間無料お試しもしくは開発者ライセンスをお申込みください。 開発者ライセンスは発行に2、3日要しますので、余裕を持ってお申込みください。


AWSアカウント

AWSコマンドラインでiotおよびiot-dataを実行できるようにご利用のPCの設定をお願いします。 インストールの手順はこちらのとおりです。


AWS IoT

接続されたデバイスが安全かつ簡単にクラウドアプリケーションやその他のデバイスとやりとりするためのマネージド型プラットフォームです。本ハンズオンではデバイスからのデータ受信、デバイスのリモート制御などで利用します。
https://aws.amazon.com/jp/iot/

Amazon SNS

Amazon SNSは、モバイルおよびエンタープライズメッセージングの pub-sub サービスで、Mobile Pushやメール、HTTPコールなど複数プロトコルによるメッセージの配信ができます。